カードローン返済のコツとは?返済方法や期間をシミュレーション

カードローンは簡単に借り入れられるため、気付けば借入総額が増えてしまうケースも珍しくありません。計画的な利用に欠かせないのが、賢く返済をすることです。

今回はカードローン返済のコツや返済方法など徹底解説。期間や金額の返済シミュレーションや、返済できない場合に起こることも紹介しています。

カードローンの返済方法は?

カードローンの返済方法

カードローン返済窓口
  • 自社ATM
  • 提携ATM
  • 口座引き落とし
  • 口座振り込み

まずはカードローンの返済方法に関して、どこでどのようにして返済をするかを確認しておきましょう。

返済ができる窓口は主に4種類ですが、金融機関によってはすべての窓口を利用できない場合もあります。ご利用を検討している金融機関の返済窓口に関しては、事前に調べておくとよいでしょう。

自社ATM

カードローンの返済を行う場所は基本的に4種類があります。まずはその金融機関のATMです。とくに銀行のカードローンの場合、その銀行のATMで簡単に返済を行えます

店舗数の少ない消費者金融系の金融機関でも、自社のATMを各地に設置しているケースがあります。自宅や勤務先の近くにATMがないか、まずは一度確認してみましょう。

提携ATM

金融機関のATMがない場合、頼りになるのが提携ATMです。とくに注目すべきは、コンビニエンスストアに設置されているATMとなります。多くの金融機関がコンビニATMと業務提携しており、返済ができるのです

コンビニATMは全国に数多く設置されており、基本的に24時間利用できるのが大きなメリットです。ただし金融機関によってはコンビニATMでの返済の場合、手数料が必要になるケースもあります。

口座引き落とし

自分で返済日にATMに行く手間がかからないのが、口座からの自動引き落としです。

多くのカードローンで利用できる方法で、引き落とし日までに口座残高をしっかりと確保しておけば、手間のほとんどかからない返済方法になります

口座振り込み

金融機関が指定した口座に、返済額を振り込むという返済方法もあります。対応しているのは銀行カードローンが中心です。

口座振り込みの場合も、振込手数料が必要なケースがあります。ATMに行くのであればカードを利用した返済のほうが、お得になることでしょう。

消費者金融ではあまり対応していませんが、申し込みから貸付・返済まですべてWeb上で完結するサービスの場合は、引き落としや口座振り込みで返済するというケースもあります。申し込み前に返済方法を確認しておきましょう。

おすすめカードローンの返済方法を比較

おすすめカードローンの返済方法

それでは実際に、いくつかの金融機関における返済方法の種類と手数料の有無などを確認しておきましょう。返済方法を比較して、使いやすいカードローンを選びましょう。

1三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行

金利(実質年率) 利用限度額 WEB完結
年1.8〜年14.6% 500万円 可能
審査スピード 融資スピード 申込可能年齢
最短翌日 最短翌日以降 満20歳以上69歳未満

出典:https://www.bk.mufg.jp/kariru/card/index.html

三菱UFJ銀行のおすすめポイント

最短翌日に借入可能
三菱UFJ銀行口座なら振込み融資可能
返済方法や返済日が選べる

三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、3つの返済方法が選べます。三菱UFJ銀行ATMをはじめとする提携ATMを使えば手数料は無料です。

口座振り込みを選んだ場合スマホアプリをダウンロードし、三菱UFJ銀行のインターネットバンキングで口座を開設することで、手数料無料で振込が可能です

返済情報

返済種類 返済方法 概要
定例返済 口座引き落とし 毎月指定日に三菱UFJ銀行の口座から引き落とし
口座振り込み 毎月指定日に指定口座に振込
ATM入金 毎月指定日に三菱UFJ銀行ATMまたは提携ATMにて入金
随時返済 口座振り込み 指定口座に振込
ATM入金 三菱UFJ銀行ATMまたは提携ATMにて入金

ATM情報

ATM 取引時間・手数料
三菱UFJ銀行 手数料無料
全日共通:0:10~23:50
セブン銀行
ローソンATM
E-net

2オリックス銀行

オリックス銀行

金利(実質年率) 利用限度額 WEB完結
年1.7〜年17.8% 800万円 可能
審査スピード 融資スピード 申込可能年齢
最短翌日 最短翌日以降 満20歳以上69歳未満

出典:https://www.orixbank.co.jp/personal/cardloan/

オリックス銀行のおすすめポイント

提携ATM手数料は0円
全ての提携ATMで1,000円単位の借入可能
ガン保障特約付きプランを選択可能

オリックス銀行のカードローンは、3つの返済方法が選べます。口座引き落としを希望する場合は、申込時に登録口座を申し込みましょう。

提携ATMを利用した場合、借入も返済も手数料無料です。しかし、利用時間はATMごとに異なっているので事前に確認しておきましょう。

返済情報

返済種類 返済方法 概要
定例返済 口座引き落とし 毎月10日or月末日に登録口座から引き落とし
口座振り込み 毎月10日or月末日に指定口座に振込
ATM入金 毎月10日or月末日に提携ATMにて入金
随時返済 口座振り込み 指定口座に振込
ATM入金 提携ATMにて入金

ATM情報

ATM 取引時間
セブン銀行 全日共通
・0:15~3:00
・4:10~23:50
ローソンATM
E-net
イオン銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行 月曜:7:00~23:45
火~土曜:0:15~3:00/4:10~23:50
日曜:0:15~3:00/4:10~21:00
西日本シティ銀行 平日:7:00~19:00
土日祝:8:00~19:00
ゆうちょ銀行 (全日共通)
・0:15~3:00
・4:10~23:40

3横浜銀行

横浜銀行

金利(実質年率) 利用限度額 WEB完結
年1.5〜年14.6% 1,000万円 可能
審査スピード 融資スピード 申込可能年齢
最短翌日 最短翌日以降 満20歳以上70歳未満

出典:https://www.boy.co.jp/kojin/card-loan/yokohama/index.html

横浜銀行のおすすめポイント

審査結果は最短翌日
契約と同時の融資が可能
月々の返済は2,000円〜

横浜銀行カードローンは、毎月10日に指定の横浜銀行口座から引き落とされます。追加で返済したい場合は、横浜銀行ATMもしくは提携ATMから随時返済も可能です。

横浜銀行カードローンは全国の銀行や信用金庫の提携ATMからも返済できます。しかし、手数料有料のため注意が必要です。またイオン銀行では借り入れ可能ですが返済はできません。

返済情報

返済種類 返済方法
定例返済 毎月10日(10日が休行日の場合は翌営業日)に指定口座から引き落とし
随時返済 横浜銀行ATMおよび提携ATMから返済可能

ATM情報

ATM 返済 手数料
横浜銀行 不要
全国の銀行 必要
全国の信用金庫 必要
セブン銀行 不要
ローソンATM 不要
E-net 不要
イオン銀行 × 必要
デイリーヤマザキATM 不要
ミニストップATM 不要
ファミリーマートATM 不要

カードローンの返済方式

カードローンの返済方式
カードローンの返済方式には残額スライド式という方式と、定額方式があります。それぞれの違いと主なメリット・デメリットを確認しておきましょう。

残額スライド式

残額スライド式とは、借入残高により毎月の返済金額が変動する返済方式です。借入残高が多ければ返済額は高くなり、少なければ安くなっていきます。返済を続けることで、徐々に毎月の返済額が減る方式です。

メリットは借入残高に応じた返済額になるので、毎月の家計を必要以上に圧迫せずに返済することを望めることです。デメリットは支払回数や返済総額が高額になることが考えられます。

残高スライド式
  • 借入残高にあわせて返済金額が変動
  • メリット→徐々に返済額が減るので生活が楽に
  • デメリット→返済期間が長く、返済総額が大きくなる傾向にある

毎月定額式

毎月定額式とは借入残高に関係なく、毎月一定の金額を返済し続ける方式になります。

メリットはスライド式と比較すると、完済までの支払回数や支払総額が抑えられることです。デメリットは完済するまで一定の金額を支払い続けるので、毎月の返済負担がやや大きくなることとなります。

毎月定額式
  • 借入残高が減っても返済額はそのまま
  • メリット→返済期間が短く返済総額を小さく抑える傾向にある
  • デメリット→返済期間中は負担が軽減さない

実例で比較

実際に残高スライド式と毎月定額式で、どの程度の差が出るかをシミュレーションしてみましょう。三菱UFJ銀行のカードローンバンクイックで、金利14.6%で50万円借り入れた場合を考えてみましょう。

※残高スライド式の返済額は、三菱UFJ銀行の規定に沿って計算します。毎月定額式は残高スライド式の最初の返済額(50万円借入時)を、定額で返済することにします。

借入残高 最小返済額
10万円以下 2,000円
10万円超~20万円以下 4,000円
20万円超~30万円以下 6,000円
30万円超~40万円以下 8,000円
40万円超~50万円以下 10,000円

上の表が三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の借入残高と最小返済金額の表です。

返済方式別に比較

残高スライド式 毎月定額式
毎月返済額 2,000~10,000円 定額10,000円
支払回数 203回(16年11ヶ月) 77回(6年5ヶ月)
返済総額 968,985円 768,157円
差額 +200,828円

返済期間で10年以上、返済総額で20万円以上の差が出ます。この実例は極端にしても、毎月定額、もしくは繰り上げ返済で元本を早めに減らすことが重要になるのです。

完済期間を早めるなら!一括返済や繰り上げ返済が有効

一括返済や繰り上げ返済

多くの金融機関のカードローンでは、随時返済が可能です。つまり毎月返済する額以外に、繰り上げて返済ができることともいえます。もちろん一括返済も可能です

できれば毎月定額返済をするのが理想ですが、経済状況からそれは難しいという方もいるかもしれません。

その場合はせめて暮らしに余裕があるタイミングで、少しでも繰り上げて返済していくことが、返済総額および支払回数を減らす大きなポイントとなります。

繰り上げ返済を繰り返すことで、返済総額を抑えられる!

カードローン返済のコツはシミュレーション

カードローン返済のコツはシミュレーション

カードローンの返済はできるだけ短く、できるだけ安くが理想です。この理想を実現するために実践できるコツを、いくつか解説していきましょう。

カードローン返済のコツ
  • 少額でも繰り上げ返済は有効
  • 金利の計算方法を知る
  • 自分なりの返済計画を立てる

繰り上げ返済を心がける

まずは先述したとおり、繰り上げ返済が非常に大きなポイントとなります。

毎月の返済額は残高スライド式にするとしても、少し余裕ができたら、少額ずつでも繰り上げ返済にあてましょう。繰り上げ返済にあてた部分はまず元本に充当されますので、積み重ねることで大きな効果を生み出すことに繋がります

実質金利の計算方法

返済計画を立てる上で有効なのが、自身で返済シミュレーションを行うことです。

パソコンをおもちの方は、エクセルなどの表計算ソフトがあれば簡単にシミュレーションできます。それがなくてもさほど難しい数式ではないので、しっかりと覚えておきましょう。

カードローンの金利は、「実質年率」が採用されます。これは1年間で何%の利息が加算されるかを計算する方式です。以下からは1年間の利息の計算方法や、1か月の利息の計算方法をまとめてみましょう。

1年間の利息の計算方法

(借入金額)×(金利)=年間の利息

1か月の利息の計算方法

(借入金額)×(金利)÷365(日)×30(日)=1ヶ月の利息
※うるう年は366日にて計算いたします。

借入残高に金利をかければ、1年間の利息を算出できます。毎月の利息はこの年間の利息を365日(うるう年は366日)で割り、1日あたりの利息を算出しましょう。この1日あたりの利息に1か月の日数(30日)をかければ、1か月間の利息となります。

毎月の返済額から1か月分の利息を差し引いたぶんが「元金充当分」であり、翌月はまた借入残高から利息を計算しなおします。

実例で算出

それでは実際に計算してみましょう。例は上記と同じ、三菱UFJ銀行の条件を利用します。

借入残高 利息(1ヶ月分) 返済金額 返済後残高
借入時 500,000円…①
1ヶ月後の返済日 506,000円…②
(①+③)
6,000円…③
(①から算出)
10,000円…④ 496,000円…⑤
(②-④)
2ヶ月後の返済日 501,952円…⑥
(⑤+⑦)
5,952円…⑦
(⑤から算出)
10,000円…⑧ 491,952円…⑨
(⑥-⑧)
3ヶ月後の返済日 497,855円…⑩
(⑨+⑪)
5,903円…⑪
(⑨から算出)
10,000円…⑫ 487,855円…⑬
(⑩-⑫)

計算式とその関係は上記のとおりです。利息の計算式は、実質金利の計算方法から算出しています。

こうした表を作っておくと来月何円返済すると残高は何円になる」などがはっきりし、返済目標が立てやすくなるのです。

返済できないとどうなる?3つのポイント

返済できないとどうなる?3つのポイント

カードローンの返済は、毎月かならず行うものです。

しかし一度でも失敗してしまうと大きな損失につながり、さらなる借り入れにつながるなど、歯止めの利かない事態に陥る可能性もあります。そこでカードローンの返済で、気をつけるべきポイントを確認しておきましょう。

返済のポイント
  • 返済期日はかならず守る
  • 無理な返済計画は立てない
  • 返済が厳しいときは金融機関に相談

返済期日は守る

まずポイントとなるのが、返済期日を守ることです。多くの金融機関は通常の貸付金利のほかに、遅延損害利率というものを設定しています。この遅延損害利率は一般的に20.0%であり、通常の金利より高くなっています。

注意!
返済期日から遅れるたびに、基本的に20.0%の遅延損害利率がかかってしまいますので、十分に注意しましょう。

無理な返済計画は立てない

カードローンの借り入れは、1日ごとに金利が加算されます。そう考えると、できるだけ早く完済をするのが利息を抑える返済方法となります。

とはいえ無理をしてまで返済にあててしまうと、毎日の生活が厳しくなり大きなストレスになることでしょう

また冠婚葬祭や病気・ケガなどで、急な出費があったときに対応できません。返済計画はあくまでも余裕をもった計画を立てることが重要です。

返済が難しいときは金融機関に相談する

しっかりと返済計画を立てたにもかかわらず、どうしても返済が厳しくなってしまった場合は、金融機関に相談しましょう。

なんの連絡もせずに返済日に遅れてしまうと、それだけで金融機関の印象も悪くなります。事前に返済が厳しい旨を相談することで、打開策を教えてもらえることもあります

まとめ

カードローン返済のコツまとめ

カードローンの返済は、各金融機関によりさまざまな方法があります。お金を借りるうえでは金利が重視されがちですが、返済しやすさも重要です。

まずは、各サービスの返済方法や期間を確認。この記事で紹介したコツを押さえたうえで、返済シミュレーションを行い完済計画を立てましょう。

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