SPGカードの無料宿泊特典やメリット・年会費など徹底解説

SPGカードは、陸マイラーや旅行愛好家なら知っている方も多いかもしれません。ホテル宿泊がお得になると聞いたけど、具体的にどれぐらいお得になるのか気になっているという方もいるでしょう。

そこで今回は、SPGカードの特典やホテル無料宿泊、メリットなど詳しく解説していきます。カードの発行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

SPGカードの概要(年会費・審査基準)

spgカード 特徴

SPGカードは「Marriott Bonvoy」というホテルプログラムと提携しているクレジットカードです。

Marriott Bonvoyとは、2019年2月に発足したホテルプログラムです。簡単にいうと、加盟ホテルのお得意様を優待するためのプログラムです。

SPGカードを使うと、100円につき3Marriott Bonvoyポイントが付与されますが、Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテルでの利用の場合、なんと100円につき6ポイント貯まります。

注意!
Marriott Bonvoyポイントは直接現金と交換できません。また、申し込みにはMarriott Bonvoyの会員登録が必要です(登録は無料)。

以降の章で特典、ポイントやホテルをお得に利用する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてくみてください。

年会費 ポイント 還元率
34,100円(税込) 100円につき3Marriott Bonvoyポイント 3.0%
ブランド 締日・支払日 申し込み条件(審査基準)
アメリカン・エキスプレス 個人による 20歳以上で安定収入がある人(アルバイト不可)

Marriot Bonvoy会員番号を持っている人

出典:https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/starwood-preferred-guest-card/

SPGカードの特典・メリット

クレカ 

SPGカードの特典について解説します。SPGカードは旅行をよくする人にとって手厚いサービスを展開しています。

SPGカードの特典の例
  • 自動的にMariott Bonvoyゴールドエリート会員になれる
  • 提携レストラン、バーを15%OFFで利用できる
  • 継続時の無料宿泊特典
  • 空港ラウンジ利用資格

自動的にMarriott Bonvoyゴールドエリート会員になれる

SPGカードを持つだけで、Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員からスタートできます。以下は、会員のグレードと各グレードに必要な宿泊数です。

会員グレード 必要宿泊数(年間)
スタンダード ~9泊
シルバーエリート 10泊
ゴールドエリート 25泊
プラチナエリート 50泊
チタンエリート 75泊
アンバサダーエリート 100泊と2,000米ドル相当の利用

通常、ゴールドエリート会員になるためには年間25泊の利用が必要となります。

SPGカードを持てば、34,100円(税込)の年会費で通常数十万円以上かかるであろう宿泊費用をかけずゴールドエリートの優待が受けられるということになります。
ゴールドエリート会員の特典としては、Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテル1泊ごとに25%のボーナスポイントが得られたり、客室のアップグレードや14時までチェックアウトを延長できるなどさまざまです。旅をもっとお得に、快適にできる優待が受けられます。

提携レストラン、バーを15%OFFで利用できる

レストラン 優待 クレジットカード

Marriott Bonvoyのレストラン+バー特典参加ホテル内のレストランとバーを15%OFFで利用できます。

対象店舗はアジア、太平洋地域にある2,800以上です。

ホテル宿泊の際はお部屋の料金に加え、食費も少なくない額に達することが多いので気にしなければいけないポイントです。

例えば食事の代金が20,000円だとすると、優待を受けることで3,000円分の割引が受けられます。部屋料金だけでなく、食事代も抑えられるのは嬉しいポイントでしょう。

更新時に無料宿泊特典

ホテル 宿泊 優待

SPGカードでは、毎年の更新時にボーナスとしてMarriott Bonvoy加盟ホテルの無料宿泊券をもらえます。

具体的には、50,000ポイント以下で泊まれるホテルを無料で利用できます。

時期やホテルによって、同じポイントでも泊まれる部屋が違ってくるため、普段は値段が高い部屋が割安になっている(=50,000ポイント以下で泊まれる状態になっている)ときに利用すれば、もっとお得に利用できます。

 

注意!
初年度は本特典を受け取れないので注意しましょう。

空港ラウンジの利用資格

クレジットカード 優待 クレカ

SPGカードを持っていれば、国内28の空港ラウンジを無料で利用できる特権をえられます。

同伴者1名まで無料のため、夫婦での旅行や2名以下での旅行であれば、搭乗前の待ち時間を快適に過ごすことができます。

出張で空港を利用する方であればラウンジで仕事を進めることで時間を効率的に使えるので、出張が多い方ももしかしたらラウンジ使用の権利だけで年会費分の元を取れるかもしれません。

SPGカードのデメリット

ホテル宿泊に強いSPGカードですが、メリットばかりではありません。ここでは、SPGカードの主なデメリットを紹介します。

SPGカードのデメリット
  • 年会費有料
  • 家族カード有料
  • キャッシング機能がない
  • 公共料金の支払いは還元率が悪くなる

年会費有料

お金 支払い ペイ

SPGカードの年会費は、34,100円(税込)です。年会費を抑えたい方にとっては、デメリットと感じることもあるでしょう。

ただし、SPGカードには無料宿泊特典が付帯しています。この特典で泊まれるホテルの価格帯は3~8万円となっているため、無料宿泊特典を使うだけで年会費の元を取ることは十分に可能ということになります。

逆に仕事が忙しいなどの理由で対象となるホテルに宿泊する機会がない方にとっては年会費は痛い出費となってしまう可能性があるといえるでしょう。

家族カードが有料

家族

家族カードを作る主なメリットは、新しくカードを作るより年会費が安かったり(あるいは無料)、本会員のカードと同等の特典を受けられることが挙げられます。

しかし、SPGカードの家族カードは年会費が17,050円(税込)かかります。

さらに、SPGカードの特徴であるSPGゴールド特典が利用できませんつまり、家族会員が友人と宿泊する場合は、部屋のアップグレードや14時のチェックアウトができないということです。

SPGカードを夫婦で作るとなると、合計で5万円近くの年会費が必要となります。家族カードを作ることを視野に入れている場合は、割りに合わないと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

キャッシング機能がない

女性 悩む

SPGカードにはキャッシング機能がありません。

海外旅行をする際、ローカルなお店などではどうしても現金が必要な場面が出てきます。そこでキャッシング機能が使えれば現金を引き出せますが、SPGカードだと借入ができません。

対策はキャッシング機能付きのカードも持っていくか、大量の現金を両替していくことです。

しかし、どうしてもカードの支払いが分散してしまったり、現金は盗難や低レートで交換せざるを得ないリスクもついて回ってきます。特に海外旅行をする際は注意が必要です。

公共料金の支払いは還元率が悪くなる

電波塔

SPGカードでは、通常100円につき3ポイントたまります。

しかし、電気・ガス・水道などの公共料金の支払いは200円につき3ポイントと、還元率が通常の1/2となってしまいます。

そのため、クレジットの支払いを一つのカードに集約したい場合は注意が必要です。還元率にこだわる場合は、サブカードを使うなどの工夫が必要となります。

SPGカードのポイント、マイルの貯め方

ポイント 計算

SPGカードのポイントやマイルの貯め方を紹介します。他のクレジットカードとは少し違った特色もあるので、申し込むか判断するための参考にしていただければと思います。

SPGカードのポイント、マイルの貯め方
  • 通常利用でMarriott Bonvoyポイントがたまる
  • 3ポイント=1マイルで交換可能

通常利用でMarriott Bonvoyポイントがたまる

コイン

SPGカードは通常のお買い物で100円につき3ポイント、Marriott Bonvoy加盟ホテルで利用すると100円につき6ポイント貯まります。ホテルをよく利用する人にとっては非常にお得にポイントを貯められます。

ポイントが貯まったら、ホテルの無料宿泊や、250ポイントにつき1米ドルの割合でホテル内でのレストラン代として充当することができます。

ホテルの無料宿泊に必要なポイント数は時期によって変わります。シーズン中がもっとも必要ポイント数が多く、オフシーズン中がもっとも少ないです。さらにお得に利用したい場合はオフシーズンを狙いましょう。

3ポイント=1マイルで交換可能

飛行機 旅行 たまったMarriott Bonvoyポイントは、3ポイント=1マイルのレートで交換できます。つまり、SPGカードのマイル還元率は1%となります。

しかし、一工夫を加えると還元率1.25%にすることができます。それは、6万ポイント以上をまとめてマイルに交換することです。

SPGカードでは、6万ポイントを交換するごとに15,000ポイントが追加でもらえます。

例えば12万ポイントを交換した場合は、5万マイル貯まることになります。他のマイルを貯められるカードでもお買い物での最高還元率は1%程度のため、SPGカードは日常生活でマイルを貯めやすいといえます。

無料宿泊特典の使い方・注意点

ビル ホテル 特典

次に、SPGカードの肝であるホテルにお得に泊まれる特典について詳しく解説していきます。注意点についても解説していますので、しっかりと制約を踏まえた上で特典を利用し予想外のトラブルを防ぎましょう。

無料宿泊特典利用するポイント
  • 無料宿泊特典で泊まれるホテル
  • 無料宿泊特典の適用範囲
  • 連泊の予約はできない点に注意

無料宿泊特典で泊まれるホテル

Marriott Bonvoyのホテルは8つのカテゴリーでランク付けされています。数字が高いほどランクが高くなります。そして前述の通り、シーン中かどうかで各ホテルの宿泊に必要なポイント数が変わります。

カテゴリー オフピーク スタンダード ピーク
1 5,000 7,500 10,000
2 10,000 12,500 15,000
3 15,000 17,500 20,000
4 20,000 25,000 30,000
5 30,000 35,000 40,000
6 40,000 50,000 60,000
7 50,000 60,000 70,000
8 70,000 85,000 100,000

無料宿泊特典では、50,000ポイント以下で泊まれるホテルが無料になるため、上掲の表でどのホテルが適用対象となるか確認してみましょう。

お得に無料宿泊特典を使おうと思ったら、オフピーク時にカテゴリー7のホテルに泊まることがおすすめです。

カテゴリー7のホテルは、例えば「ザ・リッツ・カールトン大阪」や「ウェスティンホテル東京」などがあります。

これらのホテルは普通に泊まろうとすると約1泊50,000円程度はかかるので、SPGカードの年会費は無料宿泊特典を使うだけで元を取ることが可能です。

無料宿泊特典の適用範囲

では、無料宿泊特典はどこまで適用されるのでしょうか。複数人での宿泊や子供がいる場合の料金など、特典を使う上で知っておくべきことを解説します。

無料宿泊特典の適用範囲
  • 無料になるのは大人2名まで
  • 3人以上で利用する場合は、エキストラベッドの料金が必要
  • 添い寝ができる子供は無料
  • 食事は特典の適用外

 

添い寝ができる子供の条件は各ホテルが定めているので、利用前に確認しましょう。ホテルによっては、ベビーベットも設置してもらえるので、必要な場合はホテルに問い合わせてみることをお勧めします。

食事は料金が必要となりますが、6歳以下の子供は朝食が無料になります。また、7~12歳の場合は半額になります。

注意!
ホテルによっては添い寝の子供も定員に含めるケースがあるため、不安な場合はホテルに相談してみることをおすすめします。

連泊の予約はできない点に注意

ストップ  注意

無料宿泊特典は1泊分が無料になります。しかし、2泊目以降は料金を払って同じ部屋に連泊したい場合もあるでしょう。

注意!
残念ながら、無料宿泊特典を使う際は連泊の予約ができません。連泊する場合は、特典とは別に予約を取る必要があります。

しかし、そうすると2泊目の前に一度チェックアウトをしなければならないので面倒ですよね。また同じ部屋に泊まれるとも限りません。

そのときは、事前にホテルへ連泊で予約している旨を伝えておきましょう。必ずしも同じ部屋に泊まれるとは限りませんが、ホテル側もできる限り利用者の意向に沿って手配をしてくれる可能性があります。

SPGカードがおすすめな人

最後に、SPGカードが向いている人と向いていない人について解説します。ご自身にマッチしているかぜひ確認してみてください。

SPGカードが向いている人、向いていない人
  • 向いている人: 旅行をたくさんする人
  • 向いていない人: 旅行をあまりしない人
  • 向いていない人: 普段のお買い物をお得にしたい人

向いている人: 旅行をたくさんする人

海 女性 旅 

SPGカードは旅行好きな方におすすめできるカードです。

カードを利用して貯められるMarriott Bonvoyポイントはホテル代に充当できる他、マイルに交換することで飛行機代もお得にできるため、普段の買い物がそのままお得な旅行へとつながります。

旅行を第一にしている方にとっては年会費の元を取ることも造作もなく、そのメリットを十分に享受できるでしょう。

向いていない人①: 旅行をほとんどしない人

飛行機 海岸 旅行 バカンス

旅行をほとんどしない人にはあまりおすすめはできません。

SPGカードは、ホテルの宿泊特典が特徴的なため、旅行をほとんどしない人にとっては宝の持ち腐れといっても過言ではありません。

とはいえ、年に一回でも無料宿泊特典を使えば年会費の元を取ることは可能ですので、「旅行は年に一回しかできないけどその分豪華な旅がしたい」といった方なら持っておいて損はないでしょう。

ご自身の状況や価値観と照らし合わせて判断してみてください。

向いていない人②: 普段のお買い物をお得にしたい人

クレジットカード パソコン 買い物 

SPGカードを使ってたまるMarriott Bonvoyポイントは、普段の買い物にあまり適していません。

携帯等の利用料金の支払いに充当したり、ネットショップでのお買い物にポイントを充当することはできません。

そのため、「普段のお買い物をポイントを使ってお得にしたい」「ポイントを貯めて高額商品と交換したい」という方にはSPGカードを持つメリットはほとんどないといえるでしょう。

まとめ

SPGカードは、ホテル利用におすすめのクレジットカードです。Marriott Bonvoyを愛用する方にとっては年会費を超えるメリットがあります。

特典を有効活用できるかどうかで、カードを発行する価値があるかは変わってきます。今回の内容を参考に、SPGカードをお得に使ってみて下さい。

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