不動産投資をはじめるには入念な準備をして、資金面などの問題をクリアをする必要があります。
いざ始めようと思った時に家族から反対され不動産投資を諦める人が多いかと思います。
この記事では、なぜ家族に反対されてしまうのか、不動産投資をどのように説明すれば理解されるのかをご紹介します。
不動産投資は家族のため

不動産投資は安定した家賃収入を得ることができ、不動産投資ローンを組むことで少額から始めることができる優れた投資方法の一つです。
不動産投資を始めたいと家族に相談したところ反対され、何も進展せずに諦めてしまうケースが多々あり、家族に相談する段階で諦める方もいらっしゃいます。
しかし、老後の2,000万円問題や退職金制度がない企業も増えていることもあり、今後の生活を考えれば老後の貯えは必要になってきます。
不動産投資は家族の為でもあるので家族の理解を得ることは必要なことです。
不動産投資に家族が反対する理由

不動産投資は高所得者がやるもの
不動産投資を反対する意見には「不動産投資は多額の費用が必要で富裕層がするもの」と考えている人も多く、家族から「そんな大金はうちにはない」と頭ごなしに否定されてしまいます。
実際、不動産投資の費用は数百万~数億と多額の資金を必要とします。
しかし、自己資金のみで物件を購入できる人は少なく、不動産投資ローンを利用すれば定期的に家賃収入が見込める優良な物件を購入することもできます。
不動産投資ローンを組むことで少額の自己資金で物件を購入することができる。
不動産投資ローンの信頼性
上記の不動産投資ローンを組むことで金銭面の問題はある程度は解決できますが、ローンを組むこと自体に不安を持つ借金アレルギーがあります。
しかし、家庭を持つことで奨学金や住宅ローン、車のローンなどでローンを組んだ経験がある人は少なくないはずです。
また、不動産投資ローンは家賃収入で返すことができるので他のローンの返済の仕組みが異なります。
奨学金や住宅ローンを組んだ経験を軸に丁寧に説明する。
詐欺被害にあうことへの不安
不動産投資と聞くと詐欺を疑って警戒する人は多くいます。
「売り手」と「買い手」の間で情報と知識の差があり、知識がなく騙されたり、不動産会社から聞いていた効果が得られず失敗することもあります。
人は使うお金が高額になるほど慎重に考えますし、騙されたくないと誰もが思います。
以上から不動産投資を警戒することは当然なので、家族が安心できるような説明を自身ができるようにする必要があります。
不動産投資の知識を貯えて、家族が不安にならない説明をできるようにする。
不動産投資の不安を解消する

まず、不動産投資に対しての家族の誤解と疑問を解消する必要があります。
頭金0円でも不動産投資は始められる
住宅ローンは、物件価格の1~2割程度の頭金が必要ですが、家賃収入を目的に物件を購入する場合、東京都市圏のなどの人気のエリアであれば、高い居住者ニーズがあるので金融機関から100%の融資を受けられる場合もあります。
また、提携ローンを利用することで頭金0円を実現しやすくもなります。
老後を見据えた資産運用
老後の2000万円問題や少子高齢化に伴い年金の受給額が下がるとも言われ、老後の生活のために貯金をする人も多いですが、平均寿命が延びたことで老後の生活に必要な費用が増加傾向にあり、加えて物価の上昇でさらに費用が増加するので個人の貯金だけで賄うのが難しくなっています。
そのような金銭問題を解消するために資産運用が注目されています。
その資産運用の中で不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われ、多少のリスクはありますが安定した家賃収入を得ることが可能なので、安心した老後の生活を送ることができます。
ローリスク・ローリターン投資 | 資金が減ることはないので安全な投資といえますが、見返りは多くありません。 預貯金や定額預金、国債など |
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ミドルリスク・ミドルリターン投資 | リスクはありますが、一瞬で消えるわけではなく、投資が成功すればある程度の利益となる投資です。 不動産投資、金投資、上場REITなど |
ハイリスク・ハイリターン投資 | 一瞬で投資した資金がなくなる場合もあるのでリスクは高いですが、うまくいけば大きな利益を得ることができます。 FXや株式投資、先物取引など |
価値が下がりにくい立地のよい物件を探す
不動産投資で安定した家賃収入を得るには資産価値が高い物件を購入する必要があります。
資産価値が高いとは、借り手が生活するのに快適な「立地」と「居住空間」を提供できる物件になります。
不動産の価格は、需要と供給のバランスで決定するので人口が減らないエリア、もしくは増加傾向にあるエリアを選定し、ターゲットにあった周辺環境が整っているかも大切な要素です。
資産価値が高いとされる物件のチェック項目
- 人口が増加傾向にある人気のエリア
- 公園や学校、保育所、病院など周辺環境が整っている
- 駅徒歩圏内など交通利便性が良い
- 南向き住戸、もしくは角部屋の眺望・日当たりが良い物件
- 該当エリアで希少性が高い物件
- 定期的な修繕管理が行われている管理体制
4.まとめ
不動産投資を家族の理解を得るには根気よく丁寧に説明する必要があります。
自身で家族に説明するには不動産投資についての知識をもつ必要があり、結果として不動産投資を失敗するリスクを回避することに繋がります。
また、不動産投資は家族の協力と理解が必要になるので、しっかりと家族と話し合って慎重に話を進めましょう。