電力自由化を機に楽天のまちでんきを利用してコスト削減をしよう


まちでんき

電力自由化になり、家庭への小売り電力も行うようになった楽天グループの楽天エナジー。そんな楽天エナジーが提供する家庭用プランのまちでんきに乗り換えた場合、どのくらいお得になるのでしょうか。プランと内容と合わせて確認しましたので、乗り換えを検討されている方は参考にしていただければと思います。

画像出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/

-目次-

 

楽天エナジーとは?

最大級のショッピングモールでもある楽天市場や、日本最大級国内旅行・海外旅行予約サイトの楽天トラベルを運営している楽天株式会社ですが、この2016年4月より開始された電力自由化により楽天エナジーとして家庭への電力小売へと参入しました

楽天エナジーは、2013年からあったサービスですが、家庭向けではなく、法人向けに電力の小売を行なっていました。そんな中、電力自由化をきっかけに、一般家庭への電力小売を行うためにメニューも改められています。そんな楽天エナジーで契約できる電気について確認してみたいと思います。

楽天エナジーでは、小規模施設・家庭向けの「まちでんき」と大規模施設に向けた「iシェアリングサービス」の2種類が提供されています。

iシェアリングサービス

家庭向けではありませんが、「iシェアリングサービス」はユーザの電力利用状況を確認し、最適な電力会社を見つけるといったマネージメントを行うサービスです。最適な電力会社ということで、ケースによっては楽天エナジー以外の電力の提案ということもあります。また、契約自体も代行してもらえるため、ユーザにかかるコストや手間というものも削減することができます。

まちでんき

楽天の「でんき」サービス

出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/

次に、家庭向けの「まちでんき」について確認してみたいと思います。まちでんきは一部のエリアを除き利用が可能です。乗り換え前には提供エリアかどうかを確認してもらう必要があります。

電気の基本料金や従量料金については、対象エリアによって値段が変わってきます。各エリアの料金について確認してみましょう。料金体系は、大きく分けると2種類に分かれており、基本料金+従量料金が適用されているエリア定額料金+従量料金が適用されているエリアになります。

前者の基本料金+従量料金が適用されるエリアとしては、北海道エリア・東北エリア・東京エリア・中部エリア・九州エリアの5つのエリアとなります。定額料金+従量料金が適用されるエリアは関西エリア・中国エリアとなります。

それではそれぞれの料金体系について確認してみたいと思います。まず基本料金ですが、契約するアンペア数によって料金が変わってきます。選択できるアンペアは30A~60Aで10A区切りの4段階となります。各アンペアの電気代については、エリアごとに変わりますのでそれぞれで確認したいと思います。

従量料金については、3段階の料金体系となります。第1段階は0~120kWhとなっており、第2段階は121~300kWh、第3段階は301kWh~となっています。ただし、北海道エリアのみ、第2段階の最大利用料が280kWhと他のエリアと比較すると少なくなっているので注意が必要です。

それでは各エリアの料金体系を確認します。

北海道エリア

北海道エリア

出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/fee/

東北エリア

東北エリア

出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/fee/

関東エリア

関東エリア

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中部エリア

中部エリア

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関西エリア

※一定の電力量までは定額料金
関西エリア

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中国エリア

※一定の電力量までは定額料金
中国エリア

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九州エリア

九州エリア

出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/fee/

お住まいのエリアで微妙に、利用の電力量や料金が異なってきますので、確認をしてみてください。

まちでんきの利用特典は?

基本料金などのプランについて確認してきましたが、次にまちでんきを利用した時のメリットについて確認してみたいと思います。

楽天エナジーは楽天グループということもあり、利用する電力量によって楽天市場などで利用できる楽天スーパーポイントが付与されます。個人契約をしている場合、10kWhの使用で1ポイントが付与されていきます。また、法人契約をしている場合は、10kWhの利用時に2ポイントが付与されます。支払いを楽天カードで行うと100円で1ポイントが付与されますので、楽天スーパーポイントを貯めている人には大変お得ですね。

楽天スーパーポイントのお得な貯め方

出典:https://energy.rakuten.co.jp/machidenki/

楽天ポイントの他にも楽天MARTや楽天kobo、楽天SHOWTIMEが毎月お得に利用できるクーポンの配布が行われます。クーポンについては、毎月20日時点でまちでんきを利用しているユーザを対象に配布されます。
このクーポンはサービスを利用している楽天IDにつき1枚のプレゼントとなりますので、同じ楽天IDを利用して、複数箇所でまちでんきを利用していてもクーポンの配布は1枚のみとなります。複数枚取得することはできませんのでご注意ください。

他にも、楽天エナジーでは様々なキャンペーンを実施しています。まちでんきに入会する時のキャンペーンも随時開催されているので、ぜひサイトをチェックしてみてください。
また、ネットマイルの姉妹サイト「すぐたま」からまちでんきの入会申し込みをすると、電子マネーや航空マイレージなどに交換できるネットマイルが貯まります。合わせてご確認ください。

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乗り換えはお得?

楽天エナジーのまちでんきについて、プランや特典について確認してきましたが実際に今の電力会社から乗り換えをした時に安くなるの?ということについて確認してみたいと思います。

楽天エナジーのホームページにある料金シミュレーションを利用してどれくらい差額が出るのか算出します。シミュレーションに必要な情報は、現在の契約しているプランと契約容量、利用月と利用電力量の4点となります。

シミュレーションのモデルケースとして、9月の消費電力量が400kWhの場合と200kWhの場合の2パターンで算出してみます。単身世帯と4人~5人世帯で消費電力の差があるため、それぞれで乗り換えたほうが得かどうかについて確認してみたいと思います。

東京電力エリア・シミュレーション

最初に東京電力エリアでの確認をおこないます。契約しているプランは従量電灯Bの50Aとします。消費電力量が400kWhの世帯では、従来の電力会社で試算した結果、年間通して127,019円、月々では10,584円の利用となります。次にまちでんきにのりかえた場合は、月々10,254円で年間通しても123,051円と既存の電力会社と比較すると3,968円の削減となります。また、これにRポイントが442ポイントの付与となり合計すると4,400円弱のコスト削減となります。

東京電力エリア:消費電力量400kWh
400kWhシミュ

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

単身世帯を想定した200kWhの場合ですが、従来の電力会社では月々5,456円で年間にすると65,483円となります。まちでんきの利用では、月々5,440円となり年間にすると65,280円となり、年間203円削減になります。Rポイントが217ポイント付与されますので420円分のコスト削減になります。

東京電力エリア:消費電力量200kWh
200kWhシミュ

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

関西電力エリア・シミュレーション

次に関西電力エリアでの確認をします。契約しているプランは従量電灯Aとします。消費電力量が400kWhの世帯では、従来の電力会社で試算した結果、年間通して118,238円、月々では9,853円の利用となります。次にまちでんきにのりかえた場合は、月々9,306円で年間通しても111,679円と既存の電力会社と比較すると6,559円の削減となります。また、これにRポイントが420ポイントの付与となり合計すると7,000円弱のコスト削減となります。

関西エリア:消費電力量400kWh
関西400

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

単身世帯を想定した200kWhの場合ですが、従来の電力会社では月々4,437円で年間にすると53,254円となります。まちでんきの利用では、定額料金となるので月々6,510円となり年間にすると78,120円となり、比較すると24,866円の割高となります。Rポイントが206ポイント付与されますがそれ以上のコストがかかりますのでお勧めできません。

関西エリア:消費電力量200kWh
関西200

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

北海道エリア・シミュレーション

最後に、ホームページ上でコスト削減率大となっています北海道エリアについて確認します。契約しているプランは従量電灯Bの50Aとします。消費電力量が400kWhの世帯では、従来の電力会社で試算した結果、年間通して170,218円、月々では14,184円の利用となります。次にまちでんきにのりかえた場合は、月々13,361円で年間通しても160,343円と既存の電力会社と比較すると9,875円の削減となります。また、これにRポイントが509ポイントの付与となり合計すると10,400円弱のコスト削減となります。

北海道エリア:消費電力量400kWh
北海道400

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

単身世帯を想定した200kWhの場合ですが、従来の電力会社では月々7,2889円で年間にすると87,464円となります。まちでんきの利用では、月々7,095円となり年間にすると85,142円となり、比較すると2,322円の割安となります。Rポイントが252ポイント付与され、2,500円近く割安となります。

北海道エリア:消費電力量200kWh
北海道200

出典:https://energy.rakuten.co.jp/

結果を見てみると、多くの電気を利用する家庭であれば乗り換えたときの恩恵はありますが、あまり電気を利用しない家庭であればいまの電気代よりも割高になってしまうこともあります。ただし、北海道や九州エリアといったコスト削減率が高いエリアであれば、単身世帯であっても若干の割安感を感じることができます。乗り換えを行う前には、本当に安くなるのかということを確認してから契約するようにしましょう。

 

まとめ

楽天エナジーが提供している「まちでんき」について確認してきましたが、いかがだったでしょうか。まちでんきは、Rポイントや楽天サービスで利用できるクーポンももらえますが、電力使用量によってはお得になる人も割高になってしまう人もいますので、よくシミュレーションをしてから電力の乗り換え先を決めることが必要ですね。
ライフラインのコスト削減で、お得な生活を送りましょう。

 
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ポイント業界一年生のアラサー女子(未婚)。 ネットマイルに入社したことでポイントサイトの存在を知り、すっかりその魅力にハマる。 休みの日はスマホ片手にネットショッピングをして大半の時間を過ごす。 夢は貯めたポイントで海外旅行に行くこと!